この疑問に回答する記事になります。
結論からお伝えしてしまうと転職の目的は持っていた方が良いですが、転職の目的だけではもったいないと思います。人生の目的をしっかり考えて転職活動した方が良いと思います。
人生の目的をしっかり考える事は、結構大変な作業になります。大変な作業をしても価値がありますので、必要性についても解説して行きます。
本記事の対象は、数年間の社会人経験を経て初めて転職をする方で、将来のキャリア形成も考えた転職活動をしっかりやって行きたいと考えている方をイメージしています。
転職のキャリア相談を実施し職務経歴書や面接対策の支援をやって来た私の経験から回答して行きます。
『転職目的のため』ではなく『目的のための転職』であるべき
『転職目的のため』に何か行動しようとする人が多いです。
行動を起こすことは素晴らしいことですが、『転職目的のため』だと転職すること自体が目的となってしまっています。
本来、転職すること自体が目的ではなく、転職は、目的を成し遂げるための手段のはずです。
つまり『転職目的のため』ではなく『目的のための転職』であるべきです。
では、何故、転職という手段が目的になってしまうのでしょうか?
「目的」の意味と何故そうなってしまうのかを解説して行きます。
「目的」の意味とは
辞書によると、「目的」の意味は、[成し遂げようと目指す事柄]とあります。
つまり[最終的な状態][終着点]を表します。
「目的」とは抽象的で成し遂げようと目指す事柄にたどり着くまでの具体的な方法や事象などは意味に含まれません。
転職するときの目的
ここで転職するときの目的としては一般的にどのようなものがあるでしょうか?
- 年収をあげたい
- 自分のスキルを活かしたい
- よりレベルが高い人と働きたい
このほかにも様々あります。
十分に目的にはなってはいますが、転職することが前提となってしまっているところが惜しいです。
転職活動であるべき姿
自分の人生の目的がある時に、転職は、それを達成するための一つの手段に過ぎないはずです。
- 転職すること
- 現職で仕事をし続けること
- 副業をやること
- フリーランスや起業すること
転職の他にも様々手段があるはずです。
昨今、働き方が柔軟な昨今に思考停止で転職だけを考えてしまうのはもったいないです。
人生の目的をしっかり設定し、それを成し遂げるためにはどうすれば良いのかをしっかり考えるべきです。
人生の目的を成し遂げる手段が様々ある中で、転職という手段を選んでいる自分が理解している状態が、転職活動でのあるべき姿です。
私の人生の目的について
人生の目的や夢という表現で良いと思うのですが、私は「『自分で稼いでいく力』を身につけたい」と思い続けていました。
そのためフリーランスという選択肢を選びました。
このブログでも、自分として「『自分で稼いでいく力』を身につけたい」ですし、自分と同じように「『自分で稼いでいく力』を身につけたい」と考えている人たちに有用な情報を届けたいという思いでやっています。
人生の目的や夢をしっかり固めておくことで、その後の行動が楽に進めることができます。
転職目的だと失敗してしまう可能性が大!
転職活動は思っている以上にハードです。
仕事をしながら面接の調整をしつつ、実際の面接で自分のことを熱を持って話すことはそこそこの体力が必要です。
期待に胸膨らまして転職活動をしつつ、しばらくは現職で仕事をし続けるという中でモチベーションを保つのは非常に難しです。
その状況で、早く転職したいと思うようになり、転職すること自体が目的になってしまう人も多いです。
転職すること自体が目的になってしまうと転職活動の前だけでなく上手く転職できたとしてもその後に弊害が出て来ます。
その弊害について説明して行きます。
転職が目的となってしまうことによる弊害
以下、3つの弊害が考えられます。
自分を会社に合わせようとするしすぎる
転職は自分の人生の目的を成し遂げるための手段の一つです。
本来は、今の目的を最短距離で成し遂げるために、今の自分にあった会社を選ぶべきです。
転職が目的となってしまうと、会社から内定をもらいたという気持ちが強くなり、今の自分の方を合わせようと無理をします。
その無理が多少の背伸びだったら良いのですが、そうでない場合はかなり厳しくなってしまいます。
全ての会社に自分を合わせることは非常に大変な作業ですし、そもそも自分を見失ってしまいます。
人生の目的をしっかり立てて、その達成のために、自分に合った会社を選んでいきましょう。
理想の自分と実際の自分とのギャップに苦しむ
転職はの実際の自分をしっかり理解した上で、どうすれば理想の自分に近づけるかをしっかり考えることです。
その両方の自分のギャップをしっかり認識してどのようなキャリアを進んで行けば良いのかイメージを持つべきです。
転職が目的となってしまうと、転職をすることで理想の自分の姿になれると勘違いしてしまい、転職後苦しむことになります。
具体的には実際の自分からどんな課題があり、どんな環境であればその課題を克服出来るのかを理解して、転職先を選んでないので、何から取り組めば良いのかわからないくなります。
その結果、慣れない環境の中、仕事が面白くなくなり、転職への後悔が生まれます。
人生の目的をしっかり立てて、その達成のために、後悔が生まれる悪循環に陥らないようにしていきしょう。
燃え尽き症候群になってしまう
転職は転職したからゴールではなく、むしろスタートです。
転職先の会社では新たなパワーを持った社員として、今までの経験と新たな挑戦を前向きに出来る準備をしっかりしておくべきです。
転職が目的となってしまうと、転職できたことに満足してしまい、燃え尽き症候群になり、仕事が何にも手につかないなんて状況になりかねません。
有給消化などで、リフレッシュすることもできますので、しっかり転職した後に新たなパワーで進める力を貯めることはできると思います。
人生の目的をしっかり立てて、その達成のために、新たなパワーを持って進む準備をして行きましょう。
人生の目的を明確にするためにはどうしたら良いか?
転職活動のあるべき姿で述べましたが、人生の目的を明確にするためにはどうすれば良いのでしょうか?
人生の目的とは
あなたの人生の目的や夢は何でしょうか?
まずは、全く制約なしで考えてみましょう。
ただ、これをいきなり問われても厳しいかもしれません。
私が、今までやって来たキャリア相談でもこれをバシッと答えらる方はほんの一握りしかいらっしゃいません。
でも考えてみましょう!
思い当たることを片っ端から書き出してみるのも良いと思います。
青過ぎて恥ずかしい事、やりたいこと、ワクワクすることを何でも書き出してみましょう。
今までの経験をグラフで表し、絶頂期とどん底を表したり、その中で人生のターニングポイントとなった出来事を3つくらい上げてみると自分の意外な価値観などが発見できるかもしれません。
転職したい理由を羅列する
いきなり人生の目的や夢を導き出すことは難しいかもしれません。
その場合は、何で自分が転職を考えているのかを書き出してみるのも良いと思います。
私も正社員時代は、隙あらば転職を考えていましたが、色々頭で考えていることを、実際書き出して見える化するとシンプルに整理出来ました。
整理できる事で、無駄に悩むこともなくなりますし、愚痴も出なくなりました。
初めて整理した直後は、結局、自分には転職活動はまだ早いと判断して、会社に残ることを決断しました。
その後、会社でできることをやり切ることで、転職したい理由もさらに明確になり、人生の目標や夢も見えてきたため、その実現のために転職活動を始め、実際に転職しました。
転職したい理由を羅列することで、紆余曲折ありましたが、私は人生の目的や夢を考えることが出来、そのことが転職活動がうまくいったと考えています。
転職したい理由の中に、ネガティブな理由のだったとしても、一度整理することで、自分の気づかない価値観を知れたりしますので、是非やってみてください。
最後に
転職活動をする際に、転職の目的だけでなく人生の目的をしっかり設定しておくことは重要です。
人生の目的とその達成状況を、転職活動関係なくキャリアの途中で定期的に振り返ることをオススメしております。
転職活動は自分を振り返る作業が多いので、人生の目的について考える事は意外にやりやすかったりします。
実際、転職活動をするかどうかは別にして、自らを振り返る時間として転職活動を使ってみるのはいかがでしょうか。
是非、本記事を参考にしてみてください。