転職のおすすめの時期とは?【転職したい時がタイミング!】

  • 2020年7月10日
  • 転職
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疑問:転職するのにおすすめの時期っていつでしょうか?

この疑問に回答する記事になります。

この記事では事業年度における転職の求人件数の増減を説明して、おすすめの時期をお伝えします。また、思い通りに転職活動が進むためのポイントも説明していきます。

本記事の対象は数年間の社会人経験を経て、初めて転職をする人をイメージしています。

転職のキャリア相談を実施し、転職の支援をしてきた私が回答していきます。

転職のおすすめの時期は?

ネット上で、転職のおすすめの時期に関する情報はたくさんあります。

その情報を整理しながら転職のおすすめの時期について探っていきたいと思います。

転職活動の平均期間

大体3ヶ月から6ヶ月くらいかかっているのが平均的です。

その内訳は以下になります。

  1. 自己分析・情報収集・書類作成(1ヶ月くらい)
  2. 応募・面接(1ヶ月から2ヶ月くらい)
  3. 退職手続(1ヶ月くらい)

自分でコントロール来ないのは②で、コントロールしにくいのは③になります。

それぞれの期間によっては半年以上かかる事もありえます。

「②応募・面接」が1ヶ月の場合

②がスムーズに進み、1ヶ月で内定がもらえたりすると①から③のトータルの期間は3ヶ月になります。

「②応募・面接」が2ヶ月以上の場合

②は早いと1ヶ月で内定が出ますが、通常2ヶ月くらいかかります。

その上2ヶ月で内定が出ないと一旦動きが止まり、改めて仕切り直す形になるのでもう2ヶ月かかる事が多いです。

そのゆえ②だけで計4ヶ月かかってしまい①から③のトータルの期間は6ヶ月になります。

「③退職手続」は通常1ヶ月だがそれ以上の場合も

③については、1ヶ月前に会社に退職の意向を伝えれば問題ない事がほとんどです。

ただ、業務上の引継ぎなどでもう少しかかる場合もあります。

円満に退職を望むなら少し余裕を持った方が良いと思います。

月別の傾向にについて

企業の観点から求人件数の増減について、また、求職者の観点からどのような動きをするのか事業年度を通してそれぞれの傾向を見ていきましょう。

4月から5月

・企業の観点

新年度に向けての体制づくりのための採用活動がひと段落するため求人件数は少なくなる傾向にあります。

ただ、新年度になっても急遽退職者が出てしまったりと思い通りの体制になっておらず、欠員を埋めたいという気持ちが強くなる時期でもあります。

・求職者の観点

現職の企業でも新年度が始まるため、仕事が忙しく転職活動をする暇がなく転職活動をしない傾向にあります。

ライバルが少ない状況なので穴場ではあります。

6月から7月

・企業の観点

夏のボーナス支給後の転職希望者に向け求人件数を増やす傾向にあります。

また、4月に入社した新卒が3ヶ月で辞めてしまういわゆる「3ヶ月の壁」に対する補填とし、第二新卒募集の求人件数を増やす傾向にもあります。

本当の第二新卒ではなく社会人経験がまだ浅く職種を変えたいと思っている人も対象になりますが、第二新卒と同じ扱いをされる可能性がある点は注意が必要です。

・求職者の観点

夏のボーナスの支給が終わり新年度の忙しさもひと段落するため転職活動をする人が増える傾向にあります。

また、企業の枠に合わせて第二新卒としての中途採用のための活動をする人が増える傾向にもあります。

8月

・企業の観点

夏休みモードなため求人件数はあっても採用プロセスが動かない傾向にあります。

・求職者の観点

夏休みモードなため企業側が動かず求職者の動きも止まる傾向にあります。

9月から11月

・企業の観点

9月は新年度の半期が終わり新たな新体制の人員確保を行うため、求人件数を増やす傾向にあります。

また、8月くらいまでに次年度の新卒採用の準備が一旦落ち着いてくるので、採用担当が中途採用に本腰を入れてくる時期でもあります。

そのため、求人件数も多く中途採用市場が活況となります。

・求職者の観点

夏休みの間に自分の将来のキャリアプランなどを見直す人が多く、転職の意欲が高まる傾向にあります。

9月で切れ目となる仕事も多く節目と捉え、新たなチャレンジをしたいと考えることも転職の意欲が高まる要因の一つです。

皆が転職活動をすることになるためライバルは非常に多いです。

12月

・企業の観点

年末の休みモードなため求人件数はあっても採用プロセスが動かない傾向にあります。

・求職者の観点

年末の休みモードなため企業側が動かず求職者の動きも止まる傾向にあります。

1月から3月

・企業の観点

冬のボーナス支給後の転職希望者に向け求人件数を増やす傾向にあります。

また、3月が年度末で4月からの新年度に向けて、新体制の人員確保を行うため求人件数を増やす傾向にあります。

一旦4月から新年度対応で忙しくなり、中途採用がしにくくなるため、3月まで本腰を入れる時期でもあります。

そのため、求人件数が多く中途採用市場が活況となります。

・求職者の観点

冬のボーナスの支給が終わり転職活動をする人が増える傾向にあります。

正月休みにの間に自分の将来のキャリアプランなどを見直す人が多く、転職の意欲が高まる傾向にあります。

3月で切れ目となる仕事も多く節目と捉え新たなチャレンジをしたいと考えることも転職の意欲が高まる要因の一つです。

皆が転職活動をするためライバルは非常に多いです。

一般的な転職のおすすめ時期

一般的に言われている転職のおすすめの時期は次の4つくらいでしょうか。

ただ、この通りに転職活動を進めるのは難しいと思います。

  • 夏のボーナスが出た後に転職して8月入社を狙う
  • 冬のボーナスが出た後に転職して2月入社を狙う
  • 新年度が始まる4月入社を狙う
  • 新年度の半期が終わり節目となる10月入社を狙う

ボーナスが出た後

8月入社を狙う場合、転職活動の平均期間を6ヶ月とすると、大体3月から6月にかけて転職活動(②応募・面接)をすることになります。

2月入社を狙う場合、転職活動の平均期間を6ヶ月とすると、大体9月から12月にかけて転職活動(②応募・面接)をすることになります。

求人件数も多く中途採用市場が活況な時期である1月から3月、9月から11月に転職活動ができるのは2月入社を狙う場合のみです。

そのため8月入社を狙う場合は転職活動を戦略的に進めていかないと難しいと思います。

期の変わり目

4月入社を狙う場合、転職活動の平均期間の6ヶ月を差し戻すと大体11月から2月にかけて転職活動を開始することになります。

10月入社を狙う場合、転職活動の平均期間の6ヶ月を差し戻すと大体5月から8月にかけて転職活動を開始することになります。

求人件数も多く中途採用市場が活況な時期である1月から3月、9月から11月に転職活動ができるのは4月入社を狙う場合のみが辛うじてカスっているくらいです。

そのため10月入社を狙う場合などはもちろんのこと4月入社を狙う場合のカスっていない部分の補填などは、転職活動を戦略的に進めていかないと難しいと思います。

私が思う転職のおすすめの時期とは

ネットで言われている転職のおすすめ時期については理解できました。

しかし、実際それ通りにやるのは難しそうで、時期を見据えて転職することがそんなに上手くいくのか不明です。

転職はタイミングと縁

転職活動の内訳をもう一度お伝えします。

  1. 自己分析・情報収集・書類作成
  2. 応募・面接
  3. 退職手続

転職活動の②については自分で全くコントロールできないです。

時期によって求人件数が増減するのは説明した通りですし、予期せぬ外的要因にも影響します。

素晴らしい経験を持ち、準備をしっかりしたからと言って企業の求人状況はタイミングと縁ですので、すぐに転職が決まるとは限りません。

以上を踏まえると転職のおすすめの時期は、転職したいと思った時が良いと思います。

すなわち「今でしょ!」です。古いですが。。。

さらに転職活動は②、③に進まなければ具体的に動かないので誰にも迷惑をかけることもありません。

転職活動の①を進めつつ、今の仕事でまだ頑張れることの発見や自分が苦手とすることへの気づきを得られるのも転職活動をするメリットになります。

思い立ったら、まずは行動してみましょう。

常に転職のこと考えるくらいが丁度いい

自分が選べる選択肢を増やすことで自分の可能性は広がります。

転職活動により転職がいつでもできると言う選択肢が持てれば、その中から最善の選択ができるようになります。

その安心感により現職の仕事にしっかり向きあることができ、成果も上げやすくなります。

優秀な人ほど、転職慣れしており、在籍中でも良い話があれば企業に話を聞きに行くようなことはざらにしています。

自分の市場価値を常に確かめるために自己分析から職務経歴書をブラッシュアップしていつでも転職できる準備をしています。

受け入れる側の企業も優秀な求職者のそのスタンスは理解しており、中には半年後、1年後になっても受け入れたいと調整をする会社もあります。

一方、在籍中の会社も優秀な人材なため、そのスタンスを理解せざる得ません。

そのため転職の邪魔をするわけではなく、やりたいことと会社がやってほしい事をすり合わせてポジションを用意するような努力をしていきます。

3者間のそれぞれが、この緊張感を持った関係を保つことが本来あるべき姿だと思います。

転職活動をする立場としては選択肢を増やす行動は常にとっておきましょう。

【超例外】一番大事にするものは自分の心と体

在職中の企業で、自分の心と体を壊してしまいそうなケースがあったら速攻会社を辞めた方がいいです。

この記事では、有利な転職活動をするために、辞めないで在職のまま転職活動をする事をすすめています。

この考えは一貫していますが一つ例外があります。

それは、例えばですが、ハラスメントを受けていて自分ではどうやっても改善ができないケースに関してはとっとと退職する事をおすすめします。

退職しても正社員であれば失業手当もでます。

辞めてもどうにかなります。

一番まずいのは自分の心と体を壊してしまうということです。

これは絶対に避けなければなりません。

自分の体や心が健全でなければ将来のキャリアは描けません。

一番大事なものが守れない場合はサクッと逃げてしまいましょう。

転職活動を思い通りに進めるためには

再度転職活動の内訳をお伝えします。

  1. 自己分析・情報収集・書類作成
  2. 応募・面接
  3. 退職手続

①と③をうまく進めることがポイントになりますのでどのように進めるか説明します。

改めて②はコントロール出来ないのでそのように理解しておきましょう。

「①自己分析・情報収集・書類作成」について

それぞれについて具体的に説明します。

自己分析

しっかりした自己分析をすることができれば自分の軸ができるので、その後の転職活動においてブレることなく進めることができます。

転職活動では方針によって志望企業や描いているキャリアに対してある程度自分を合わせる必要があります。

ただ、進めるうちに方向転換が必要だったり気づきがあることも多いです。

その場合にも軌道修正がすぐにできます。

結構重要なプロセスですが、仕事をしながら進めていくのはかなりしんどいと思います。

友人などからの意見も参考にしていきながら進めていきましょう。

情報収集

自己分析で自分の過去の経験を整理できたと思います。

それをもとに次はどのように進んでいくべきかを他の方の体験などを参考にして検討してきましょう。

興味がある企業を見てみたり、やりたい仕事をしている人がどんなキャリアを積んできたのかは本やネットなどを利用すれば調べることができます。

自己分析がしっかり済んでいれば、必要とする情報だけをとりに行くことが可能になります。

必要な情報を収集して吟味していきましょう。

書類作成

具体的には履歴書と職務経歴書になります。

特に職務経歴書は、自己分析から得られた自分の過去の経験と、情報収集から得られた将来のキャリアとが一貫しているように作成する必要があります。

職種が違っても仕事に対する考え方など通用するものがあるので、漏れなくそのアピールができるように職務経歴書を作りましょう。

退職手続

可能であれば円満に会社を退職することがまずは目指すべき姿だと思います。

どれだけ巻き込みながら進めていけるかで現職にも転職先にも良い調整ができると思います。

私の退職手続を例にしながらお伝えしてみますので参考にしてみてください。

上司に事前に伝える

これは会社の雰囲気や上司との関係性によってまちまちですが、転職活動していることは早めに上司に言っておくのが良いと思います。

上司と気軽に飲みに行ける関係だったりすれば相談というスタンスで話を入れておくのは良いと思います。

この相談という形で上司に伝えておけば、その後の転職活動期間の仕事がやりやすくなる傾向にあります。

もちろん転職に後ろ向きな会社は上司に事前に伝えることは到底難しいので黙っておきましょう。

そう言う会社は微妙なのでむしろ転職した方が良いと思います。

淡々と転職活動を進めてしまいましょう。

退職手続に関しては、私の例は無視して、規定に通りのプロセスを進めてしまえば問題ありません。

具体的な伝え方

今回の例は私が人材系の会社に在籍していた時のものです。

ちょっと特殊だったかもしれませんが、次のように伝えました。

  • 自社の業務プロセス上参考にするため、自分が転職活動を経験して調査をする
  • 自分の市場価値を知る

という2つの目的のために今転職活動をしています。
具体的な動きはまだありませんが、オファー(内定)が出たら検討はするつもりです。
ただ、現職に残ることも私にとって引き続き良い選択肢だと思っています。
具体的になったら、その時は相談させてください。

この内容で上司にはかなり早い段階で伝えていました。

言っている内容も嘘偽りなく本心で、残る選択肢も自分にとっては非常に魅力的なものでした。

ちなみに、目的の1つ目は人材会社特有なのでちょっとずるいですかね。。。あくまでも参考までに。

伝えたことによるメリット

私の場合、退職手続きは結局、規定通りの1ヶ月で済みました。

1ヶ月で済むように調整した結果です。

引き継ぎ業務についても迷惑をかけないか、自分が担当する業務の状況を逐一報告しており責任範囲を明確にする事を実施していきました。

そのことから1ヶ月あれば引き継ぎは問題なくできる事を上司に理解してもらい結果として会社としても納得をしてもらえました。

上司や会社に対して調整を行なっていく上で大体温度感が分かったので、転職先にもこのくらいを目処に入社できる旨も具体的に伝えることができました。

スムーズに転職手続を進められたと我ながら思います。

最後に

転職は思い立ったらすぐに動いてしまうのが良いと思います。

その上でスケジュールを引きながら転職時期の目処を付けていきましょう。

ただ、予定通りに進まない事もあり、転職活動に力を入れすぎると本業にも影響が出てきてしまうのでリラックスな状態でできると良いと思います。

私もそうでしたが現職に残るという選択肢も大いに魅力を感じつつも、さらに良い選択肢を探すという形で転職活動を進めることができれば非常に良い状態だと思います。

現職で仕事をしつつ、自分にとって良い転職活動ができるように本記事を参考にしてみてください。

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