仕事にこんな思いを持っている方に向けた記事になります。
現在の仕事についていろいろな思いが生じるのは、次の2つの原因が考えられます。
- 自分がどんな特徴を持った人間か自分が理解していないこと
- 自分の比較対象が自社の社員のため、かなり狭い範囲内で判断をしていること
この2つについて自分で打開する方法もありますが、キャリア相談をすることで、自分を理解して視野を広げる事で、原因が解消することが可能です。
本記事では、キャリア相談とは具体的にはどう言うものなのかを解説して行きます。現在、キャリア相談の必要性が高まっていますので、その背景も含め解説して行きます。
フリーランスや転職者の方々に対してキャリア相談を1000人以上実施してきた私が解説して行きます。
私が考えるキャリア相談とは?
私が考えるキャリア相談について解説して行きます。
キャリアとは
まず、キャリアについてです。
『キャリア』の定義が厚生労働省から出されています。
『キャリア』とは一般的に「経歴」、「経験」、「発展」さらには、「関連した職務の連鎖」等と表現され、時間的持続性ないし継続性を持った概念
後半、めちゃくちゃ難しいです。。。世の中でも、いろいろな捉え方をしています。ただ、キャリア相談を解説する上でのキャリアについてはシンプルに捉えて行こうと思います。
本記事では『キャリア』を以下と考えて行きます。
私が考えるキャリア相談とは
相談者の今までの経歴から、以下3つのプロセスを支援をすることと考えています。
- 自分の適性を理解する
- 自分にあった適職を選択する
- 自分にあったキャリア作成する
キャリア相談は「支援」がメインになりますので、あくまでもキャリア相談でのアドバイザーは伴奏者になります。当然ですが、実際のキャリアを作っていくのは相談者の方しかできません。
また、自分にあった適職の選択のプロセスの中で、転職支援として仕事を見つけるお手伝いをする場合もあります。本来、転職は1つの選択肢に過ぎませんので、プロセスには含まれないとする理解が正しいです。
世の中で「キャリアカウンセリング」や「キャリアコンサルティング」などの言葉がありますが、横文字にしただけで、ほぼ一緒と考えています。
キャリア相談が必要になった背景について
キャリア相談が必要になった背景について解説して行きます。
終身雇用制度の崩壊が及ぼす影響
1つの会社を勤め上げること自体が難しくなりました。
参考までにトヨタの社長の発言です。
トヨタの社長の発言からも分かるように、会社が社員全員に選択肢を揃え切ることができなくなりました。そのため、会社を変える機会が非常に増えることになります。
終身雇用制度にかかわらず、自分のキャリアについてしっかり考えている方は、今も昔も一定数いました。
会社が用意できる選択肢の一番良いもの選ぶ争いをし続け、会社での最良の選択肢が選べなくてもそれよりも良い選択肢を他の会社で選べるような人たちです。社内では出世を続け、ヘッドハンティングに近い転職をしていくような方々です。
今も昔も自分のキャリアをしっかり考えている人は、終身雇用制度はほとんど影響はありません。
終身雇用制度の崩壊で、会社が用意できる選択肢は少なくなりました。
終身雇用制度の崩壊で影響があるのは、選択できる選択肢がなくなってしまった人たちです。従来、会社がコストをかけて無理やり選択肢を人数分用意してきました。それが無理になってしまい守ることができなくなってしまった方々です。
自分の選択肢を自分で作っていくしかないのです。
今考えなければならいない事
自分のキャリアを自らが作る必要があります。
キャリアを自ら作っていく上で転職が必須と考える方も多いと思います。ただ、転職は1つの手段でしかありません。キャリアを自ら作っていく上で会社が用意してくれた選択肢の争いに加わっても良いと思います。独立することも1つかもしれません。可能性はいろいろ探るべきなのです。
本来、キャリアを自らが作る意識は、働く人の全てが持つべきです。自身の過去のキャリアを振り返って、将来進むべきキャリアに対して、現職において、足らない能力を補ったりしつつ今自分ができる最大限のパフォーマンスをすることは会社が求める方向性と合致しています。会社に残りつつ、自分のキャリアを自らが作るという意識を持つことも可能性の1つです。
以上のように、自分のキャリアを自らが作る事は、転職、独立、会社に残り続けるなど様々な可能性を探っていく上でも、意識し、実行しなければならない事です。自分のキャリアを自らが作る事の第一歩として、キャリア相談をお願いされるニーズは非常に増えてきています。
実際のキャリア相談では何をするのか
キャリア相談では、3つのプロセスにおいて支援を行います。
- 自分の適性を理解する(過去から)
- 自分にあった適職を選択する(現時点)
- 自分にあったキャリア作成する(将来へ)
それぞれ具体的に何をするのかを解説して行きます。
自分の適性を理解する(過去から)
あなたが自己分析をする支援を行います。
会社はあなたの強みを知りたいと思っているので自己分析であなたの強みを把握してしっかり伝える必要があります。
次の手順で行います。※以下では非常に簡略化にしています。詳しいやり方はこちら
- 職歴を中心に、過去の経験を全て書き出します。
- 書き出したものをグルーピングして分析します。
- 共通するものから自分の強みを把握します。
自己分析は自分で行うのが一番効果的です。ただし、今までしっかりした自己分析の経験がなければ、時間がかなりかかってしまいます。効率的に進めるためには、他の人に壁打ちなどをしてもらうと非常にスムーズに行えます。
キャリア相談の専門家にお願いするとその経験ちから最短で自己分析が可能となります。
自分にあった適職を選択する(現時点)
自分が進むべきキャリアの方向性を定めるための具体的行動の支援を行います。
自己分析により過去の経歴からの自分の強みが理解できました。その自分の強みについて、市場がどのように評価するのかどうかは検証が必要です。そのために、転職活動をすることをおすすめします。
ここで言う転職活動は自分の市場価値を確かめることが目的になります。企業も1次面接などは結構ざっくばらんに実施してくれるところも多いので、機会があるならどんどん聞いてみましょう。
自分の市場価値が確かめられたら、自分が進むべきキャリアの方向性が見えたら、自分にあった適職を選択して行きましょう。適職が自社の仕事だと気づいたら自社でできることをやり切っても良いです。また、適職が自社の仕事でないと気づいたら、適職を探すために転職を実際行っても良いです。
市場価値を確かめて、あまり評価を受けることができなかった場合は、何が足りていないのか分析して行きましょう。この分析により、自分が進むべきキャリアの方向性が分かります。そして、今ある環境の中で自分のキャリアを作って行きましょう。
この気づきと改善のために行動することは非常に重要なことです。改善のやり方は、自社で頑張るでも良いですし、副業やボランティアで頑張るでも良いです。改善されたことを新たな自分の強みとして、市場価値を確かめて、自分にあった適職を選べるように頑張って行きましょう。
このプロセスでは、自分にあった適職を選択するための前段階が重要になります。実際の転職が必要と判断したら、転職エージェントなどのお願いすればしっかりしたサポートが受けられますので、うまく利用すれば良いです。ただ、自分の市場価値をしっかり把握して、自分が進むべきキャリアの方向性を定めることは非常に重要です。
自分で進めていくことが大前提ですが、キャリア相談をしながら進めていくとスムーズに行えます。キャリア相談の専門家にお願いすると自分にあった適職の選択を間違いなく行うことが可能になります。
自分にあったキャリア作成する(将来へ)
自分が進むべきキャリアがしっかり作れているのか定期的に確認する支援を行います。
自己分析を行い、自分が進むべきキャリアの方向性を定めることができました。その後は、定めたキャリアの方向性に沿って、実際に仕事をしながらキャリアを作っていくことになります。
キャリアがしっかり作れているのか定期的な確認が必要になります。確認作業は、今までのベースがあるので、そこまで大変な作業ではありません。1ヶ月毎くらいのペースで自分で進めていくことが望ましいです。しっかり確認して、微調整をして行きながら、出来るだけ最短でキャリアを作っていけるように頑張りましょう。
確認作業の中で、気づいた課題について、自分で微調整して行けば問題ないです。ただし、かなり大きな課題に直面したり、打開策が自分で見出せないような場合は、第三者の意見を聞くことは重要です。
キャリア相談の専門家にお願いすれば、自分にあったキャリア作成を最短で進むことが可能になります。
最後に
自らのキャリアを自らで作っていくことが必須になったことは理解いただけたと思います。
自らのキャリアを自らで作っていくことは、しっかり意識することにシフトチェンジして行けば、自分でやっていく事はそれほど苦労なくできます。
むしろ面白くできると思います。
ただ、今までキャリアについて意識されてなかった方が、自らのキャリアを自らで作っていく状態にシフトチェンジするには少し負担が大きいのは事実です。
負担が大きいですが、そのきっかけを本記事を参考にして自分で作っていただけたら幸いです。
負担が大きすぎるとお考えならば、キャリア相談をうまく使ってみてください。